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美濃橋春キャンプ&nokoさん長良川デビュー
2005年4月16〜17日

例年だと春休みはキャンプ&カヌー開き。しかし今年はハルヒヨの進学に伴い生活環境を整えることに費やした。
そんなわけでちょっと出遅れぎみの計画を練っていた矢先、カヌー仲間のTAKEさんからタイミング良く"春キャン"のお誘いを頂いた。

4月16日(土) 下見と言う名のソロ活動。
天気は快晴!前日の深夜残業で眠いが5時半に起床。河原まで1時間なので早起きする必要もないけれど、サリーちゃんはキャンプ道具も、キャリアさえも付いてない状態なのだ。先ず洗車して(笑) キャリアを取付け荷物を運び入れるころ、起きて来た娘たちが手伝ってくれるのが何よりうれしい!
出発したのはピッタリ8時。車中の恒例行事、nokoさんの音頭で二拍手一礼の安全祈願(笑)を執り行いR41を北に走る。今日はちょと道を変えてみる。今開催中の愛知万博に合わせるように開通した東海環状自動車道(通称MAGロード= Mie Aichi Gifuロード)を利用してみたかったからだ。我が家からだとR41〜美濃加茂IC〜美濃関JCT〜東海北陸道・美濃ICで¥700(ETC通勤時間帯割引なら350円)さてこれは安いか高いか?(笑) ルート的には無駄がある感じだが、高速に乗った瞬間のワープ感を期待して行ってみる。R41美濃加茂ICまでの無駄な道程が想像以上に時間を要し40分、高速道に乗って15分、計55分。
70km/hの制限速度を遵守した方が前を走っていたのに美濃加茂から15分350円は使えると思う。でも我が家から複雑怪奇な裏道を使えば美濃まで1時間で行けてしまうのでこのルートは今後とも不採用だな、残念。

美濃ICを降りまずテトラの瀬と魚道ウェーブを視察。水位は下見をした3日前より美濃観測所のデータで24cm低くあの時の迫力はない。川幅のある美濃観測所ではたった24cmの変化だけれど、流れが集約される箇所ではそれが何倍にもなるのだなぁと実感した。今回は"ヤル気"のnokoさんもフムフムと流れを読んでいる。程なく誰もいない美濃橋の河原に着き、砂地の河原にサリーちゃんを慎重に乗り入れた。今日はボクがソロで下り、その状況で明日の行動を決める。



カヌーの準備をしているとカヤックの男性2人のパーティーが下って来た。挨拶とちょとした会話のあと彼らは下って行き、河原はまたボクらだけになった。
家族に見守られながらの出艇は10時。ポットホールの水神様に軽く会釈をし2005年初めてのパドルを入れた。順調に漕げば11時にはゴールだろう。この季節、この区間は午後に突風が吹くことがあるので時間帯に注意が必要である


河原前で少し体をほぐし流れに入った。ボトムに当たる心地良い波音、適度な揺れ、流れ去る川底(実際流れ去るのは自分)耳元をかすめる風、常に移動し続ける映像、流れと一体となったような孤独感。これはソロでしか味わえないかもしれないかもしれない・・。
などと悦に入っているともう魚道の瀬だ。でも魚道は昨年の水害で破壊されもう無い。(この名前はどうなるのか?)陸から見て、すでにライニングダウンと決めてはいるが念のため川からも偵察する。水害で川底のブロックが流されウェーブの下に堆積しているようだ。瀬の中央から左岸側にはそのブロックが20cmほど頭を出しており、ぶつかったら危険だ。瀬の右岸側は波は高いものの突出した障害は無いため通過できそうだが、左岸方向から合流する流れに押されない漕ぎが必要。ここはやはりカヌーを引いてやり過ごすことにした。
大きな瀬を過ぎ静かになった流れも束の間、テトラの瀬音。ココは本流上の崩れテトラに当たる大波を右に避けたあと本流に戻ると立ち波に飛び跳ねる気持ち良さを味わった。インコースを行けばその波も避けることが出来る。
やがて山崎大橋をくぐり川幅が広がる。右岸の鬱蒼とした竹薮が切れると突風に注意だが今日は大丈夫そう。
赤い鳥居と左カーブの護岸が見えてくると瀬音も大きくなり緊張する。しかし分流への流れが多くなったのか本流らしいパワーは無く、流れも素直だ。ただ出口の消波ブロックの山は相変わらずで進路は早めの左寄りが無難。
分流の水量が多くなったのか、カーブ出口から分流出会いの瀬までがとても痛快だ!所々ある大岩の裏を狙いながら下ればきっと楽しいだろう。
そしてこのコースの難関、蛇尾の瀬だ。広がった川幅の半分以上が最初の落込みに吸い込まれ、200M程度のストレートな区間に大波が4ヶ所ほど点在していて迫力がある。しかしいやらしさは無いので度胸一発!って感じの沈ポイント。ボクは一番ハデな最初の落込みをパスした。(^^;
ここまで下るとゴールは目前、相変わらずどこ通るか迷う岩岩地帯を通過し、鮎の瀬橋の河原(通称:セキカン=関観光ホテル前の河原)に到着!と思ったら風に煽られ対岸に流されてしまった。キャリングヨークにお腹を押し付けた位置に座り何とか上陸したのが11時過ぎだった。

 

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