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06'GW 南紀旅 1日目
06年05月4日
待望のGW。
家族の希望調査の結果は、nokoさんが仁淀川DR&四国観光(昨年の次点プラン) 娘たちは気持ちよい新緑の中のんびりキャンプ。(P泊の反動かな?) ボクは憧れの日置川DR。
都合で旅行は6日まで。2日の夕方に出発できれば女性陣の希望はかなうはずだが、直前になって中学生の部活が3日まで有るとわかり、日程の関係から今年も四国はあきらめ、日置川DRと高野山をメインにしたプランに落ち着いた。

3日午後、ハルヒヨのクラブ活動が終わるのを待って出発。
奈良から入り、高野山散策、日置川DR、白浜〜串本周辺観光、R42を熊野方面に向かい帰宅。そんな紀伊半島をほぼ一周する計画を立て、みんなで高野山の下調べもした。
しかし、前日になってボクの仕事が急変!徹夜で取り組むがハルヒヨが部活から帰宅しても終わりが見えない。やっとの思いで片付けたのが3日21時過ぎ。
計画では今頃日置川のほとりで、明日のDRにワクワクしていたハズ‥。(涙)
落込む気持ちで積込み開始。知らぬ間に物置から遊び道具が出してあり(nokoさんありがとう)その中から短くなった日程に合わせたブツをチョイス。シェルもコットも諦めた。嵩張るセビラーは膨らませ、グラマンと共にルーフへ。近所迷惑だがエアーを入れ始めると微かに「シュ〜」と漏れる音が!こんな時間にパンク修理とは、眠い目にタタリ目、寝不足の目に涙だ(もぉワケわからん) そんなこんなで荷物を積み終わったのは4日深夜のことでした。(大泣)
こんな夜に痛恨のパンク‥
張りにくい場所だったが何とか接着できた

5月4日
ちょっと仮眠して出発のつもりが目覚めれば5時。パンク修理したセビラーのメインチューブにエアーを注入し漏れの無いことを確認したが、走行中の万が一に備え畳んで車内に積んだ。手荷物を持ったみんなもサリー号に乗り込み6時、ついに出発!しかし、時間を失ったショックから立ち直れないボクの気分は重く暗かった。

東名阪に行くべきなのに、いきなり名神へ。近所の道を間違えるなんてかなり重症だ(?) この時間だとやはり交通量が多く、出発の遅れが悔やまれ気分はさらに暗くなる。東名阪は断続的にプチ渋滞。ほとんどのクルマが奈良大阪方面に流れるのを確認し計画を変更、伊勢道へ入った。案の定、道路は貸切状態で快適にぶっ飛ばし、延長されたばかりの大宮大台ICへと到着。しかしR42の交通量は多く「なんだかぜ〜んぶ赤信号だよね」ってハルが言うぐらい、ストップ&ゴーを繰り返す。トイレに入ろうと道の駅 紀伊長島マンボウに寄るが駐車場はほぼ満車、トイレ待ちの列もできていてビックリ。道の駅 熊野きのくに も同じくで、立ち寄る気を無くしてしまった。



七里美浜の壮観な鯉のぼり行列に少し癒されながら、鵜殿村に入ると流れは完全に止まった。熊野大橋から澄んだ流れの熊野川をじっくり見れたのが唯一の救いだったが、新宮市街を抜けるまで結局40分も(!)かかった事にボクのイライラは遂に爆発。信号待ちの交差点でnokoさんと娘たちに叱られ励まされていると、2艇の赤いカヌーを積んだ見覚えのあるワンボックスが‥

「KeviACEだぁ!」 (実物は初めてだぁ)

ボクはドライバーのKevipaさんに思いっきり手を振り、nokoさんはミエさんにすかさずメール。
ほんの一瞬の(一方的な^^;)再会と短いメールの交換で、車内の重い空気は消え、気分はとても明るくなった。

あせり気分もなんだか吹っ切れ、相変わらずのノロノロだが道端の看板を楽しむ余裕で勝浦に入った。格安のセルフスタンドで給油、生マグロ回転寿司の看板に誘われハンドルを切った。あいにく寿司屋は満員だったが、街の雰囲気が良く、まるで予定には無かったが勝浦観光をすることに。地元のおじさんに聞いた駐車場は港の奥に突き出た公園だった。キャンピングカーが多く停まって(泊まって?)釣りを楽しんでいる。
ボクらはガイドブック片手に港町散策に出発。視界いっぱいに広がる大小さまざまな島、へばり付くように建つ立派なホテル、停泊中のマグロ漁船群、島巡りの遊覧船‥街ではマグロが店先に無造作に転がっていて驚く。

喫茶店風の店に立ち寄るとメニューはやはりマグロ系。珍しくみんなの意見が一致し生まぐろ丼を注文。透明な赤身はすごく柔らかで近所のスーパーのものとは別物だった(アタリマエダ) タレの甘さはこの地の特徴だろうか、まいう〜。
美味しそうなパン屋さんを見付けバケットを1本と隣のお肉屋さんで焼肉用に熊野牛を調達、クルマに戻って勝浦港を出発すると、あちこちに足湯を発見。魅力的だったが、宿題にしておこう。勝浦は予備知識一切無しだったけどなかなか面白かった。今度はちゃんと調べて来よう、もっと楽しめそうな予感がする。

nokoさんに代わりナビシートにはカレンが陣取った。すぐ乗り物酔いするくせに、一生懸命地図を見ている。地名や道の曲がり具合、橋やトンネル、線路、周囲のランドマークなどについて話しているうちに地図が読めたようで、おおはしゃぎ。これにはボクもうれしくなった。そうこうしていると古座川だ。


沖には熊野水軍の拠点だったと伝わる九龍島が見える。事前情報によると、九龍島にaki家、Nessy家、アキヒロ家、Takaboo家が遊んでいるハズだ。わずか1kmほどの距離にあるこの無人島に脇見をすると、鮮やかな色の点々が4家族の存在を感じさせる。遊んでる最中に失礼とは思ったが、古座川通過の電波を飛ばすと、「ちょうど帰るところでーす!」というakiさんの楽しそうな声。みんなのパドリングをぜひ見たいと思い、ボクらはクルマを停め見学。


時間にして20分くらいだったろうか?南西の風を上手く利用した見事な航路でみんなは河口に帰ってきた。久しぶりの再会のはずだが、全然そんな気がしないのは毎度の不思議。おしゃべりばかりして後片付けや潮抜き(と称する古座川での水浴)の邪魔をしつつ、月野瀬温泉ぼたん荘でお風呂までご一緒させてもらいみんな大喜びだ。


aki家、Nessy家、アキヒロ家は古座川名物となっている『一雨のつくし』で夕食とのこと。ボクら夫婦もそうだし娘たちも強烈に行きたかったが、日置川の向平キャンプ場に予約しているし、つくしで夕食にしたらきっとキャンプ場には辿り着けないと冷静に判断して、後ろ髪は相当な引きだがここで別れることに。同じく別れ組で、オートパークひきがわにキャンプを張っているTakaboo家のサイトはかなり広いらしく、駐車スペースもあることから「夕食をご一緒しませんか?」と誘っていただいた。もうボクらは大喜びだ!さっそく向平キャンプ場の管理人さんに到着が遅くなることを連絡、サイトの番号を伺い、「つくし」な皆さんと別れ古座川をあとにした。

橋杭岩、串本と綺麗な夕日を眺めながら快走。しかし日置川にはなかなか辿りつかず、古座川以南は初めてのボクは距離感を改める必要があった。日も暮れかかり、自分たちだけだと不安になりそうだが、前を走るTakaboo家がいてとても頼もしい。国道から離れ静かな美しい海岸線を走るとオートパークひきがわキャンプ場が現れた。思ったより遅くなり、すでにランタンが必要な時間。食事後に向平へ移動するのはどちら様にも迷惑になりそうだ。Takaさんの勧めもあり、親切な管理人さんの快諾も頂いて、けっきょくTakaboo家のサイトに居候することになった。いやぁ、申し訳ないっす。ありがと〜 でも大喜びなのです。

女性陣は買出しに向かい、ボクは飯焚き。3合の無洗米と手首までの水を入れたIDOサーマルをバーナーにかけ、携帯のタイマーを15分にセット。安心しておしゃべりに夢中になっていたら、なんか焦げ臭い?「ヤバっ」米が焦げてる!芯はないが臭くってダメって感じだ。なんとかせねばと水を足してかき混ぜ火にかけた。買出し班も道に迷いながら帰って来て、遅い夕食の開始だ。ご飯の失敗を恐る恐る告げ、サーマルを覗くと、ベタベタ1歩手前のアリエナイ柔らかさと、焦げクサイのか香ばしいのかビミョ〜な香り。怖いもの見たさのみんなは一応口にしてくれて、結局かなり売れたのはキャンプのマジックとしか言いようがない、みんなゴメンね、食べてくれてありがとう!

勝浦で買った熊野牛はとても美味しく(我が家通常のグラム単価の倍はしたもん!)ビールも進んで話も弾み気分良く1日目を終わることが出来た。サリーちゃんに潜り込むと2段目のベッド(Roll-A-Cot)が割り当てられたので手足を充分伸ばして横になれる。娘たちはすでに夢の中、nokoさんはテーブルで日記を書いている。こんな幸せな1日が待っていたなんて、ヤケクソで出発した朝には想像もしていなかっただけに、Takaboo家はじめ出会えた皆さん、励ましてくれた家族のみんなに感謝の気持ちでいっぱいだ。ありがとう、ホント来て良かったよ。

  2日目 3日目

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